デジタル大辞泉 「滅茶」の意味・読み・例文・類語 めっちゃ【▽滅茶】 [副]《「めちゃ」が変化した語。「滅茶」は当て字》程度がはなはだしいさま。非常に。たいへん。「滅茶おもしろい」[類語]めためた・大変・大層・異常・極度・桁外れ・桁違い・並み外れ・格段・著しい・甚だしい・すごい・ものすごい・計り知れない・恐ろしい・ひどい・えらい・途方もない・途轍とてつもない・この上ない・筆舌ひつぜつに尽くしがたい・言語げんごに絶する・言語ごんごに絶する・並並ならぬ・極めて・至って・甚だ・極ごく・至極しごく・滅法めっぽう・すこぶる・いとも・とても・大いに・実に・まことに・一方ひとかたならず・さんざっぱら・さんざん・さんざ・こってり・めちゃくちゃ・めちゃ・底抜け・恐るべき・こよなく・殊の外・ひときわ・特段・度外れ・法外・べらぼう・とんでもない・類がない・比類ない・無上・よっぽど・度が過ぎる・行き過ぎ・どえらい・飛び切り・段違い・圧倒的・かけ離れる めちゃ【▽滅茶/目茶】 [名・形動]《「むちゃ」の音変化か。「滅茶」「目茶」は当て字》1 「滅茶苦茶1」に同じ。「―を言う」「―な方法」2 「滅茶苦茶2」に同じ。「計画が―になる」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「滅茶」の意味・読み・例文・類語 めっちゃ【滅茶】 [ 1 ] 〘 名詞 〙 ( 形動 )① =めちゃくちゃ(滅茶苦茶)[ 一 ][初出の実例]「闇黒捕物の立廻り、与四郎はやたらに抜けて逃げ歩き、めっちゃの立廻り」(出典:歌舞伎・宇都宮紅葉釣衾(宇都宮釣天井)(1874)二幕)② あばたのこと。また、あばたの多いさま。みっちゃ。[初出の実例]「人相見めっちゃな㒵にきょくをいい」(出典:雑俳・川柳評万句合‐宝暦一二(1762)桜三)[ 2 ] 〘 副詞 〙 程度のはなはだしいさまを表わす語。[初出の実例]「当座は滅(メッ)ちゃ泣て月日を過すうち」(出典:春雨文庫(1876‐82)〈松村春輔〉六) めちゃ【滅茶・目茶】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「むちゃ」の変化したものか。「滅茶」「目茶」はあて字 )① =めちゃくちゃ(滅茶苦茶)[ 一 ]①[初出の実例]「多情多恨の仏人と来ては、滅茶(メチャ)に憤慨したものだ」(出典:雑嚢(1914)〈桜井忠温〉一)「何ぼわたしが滅茶だって、〈略〉そんな事は夢にも考へたことは無いわ」(出典:ひかげの花(1934)〈永井荷風〉三)② =めちゃくちゃ(滅茶苦茶)[ 一 ]②[初出の実例]「今までの事の目茶(メチャ)になりて」(出典:花ごもり(1894)〈樋口一葉〉六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by