デジタル大辞泉
「滅茶」の意味・読み・例文・類語
めちゃ【▽滅茶/目茶】
[名・形動]《「むちゃ」の音変化か。「滅茶」「目茶」は当て字》
1 「滅茶苦茶1」に同じ。「―を言う」「―な方法」
2 「滅茶苦茶2」に同じ。「計画が―になる」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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めっちゃ【滅茶】
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 ( 形動 )
- ① =めちゃくちゃ(滅茶苦茶)[ 一 ]
- [初出の実例]「闇黒捕物の立廻り、与四郎はやたらに抜けて逃げ歩き、めっちゃの立廻り」(出典:歌舞伎・宇都宮紅葉釣衾(宇都宮釣天井)(1874)二幕)
- ② あばたのこと。また、あばたの多いさま。みっちゃ。
- [初出の実例]「人相見めっちゃな㒵にきょくをいい」(出典:雑俳・川柳評万句合‐宝暦一二(1762)桜三)
- [ 2 ] 〘 副詞 〙 程度のはなはだしいさまを表わす語。
- [初出の実例]「当座は滅(メッ)ちゃ泣て月日を過すうち」(出典:春雨文庫(1876‐82)〈松村春輔〉六)
めちゃ【滅茶・目茶】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「むちゃ」の変化したものか。「滅茶」「目茶」はあて字 )
- ① =めちゃくちゃ(滅茶苦茶)[ 一 ]①
- [初出の実例]「多情多恨の仏人と来ては、滅茶(メチャ)に憤慨したものだ」(出典:雑嚢(1914)〈桜井忠温〉一)
- 「何ぼわたしが滅茶だって、〈略〉そんな事は夢にも考へたことは無いわ」(出典:ひかげの花(1934)〈永井荷風〉三)
- ② =めちゃくちゃ(滅茶苦茶)[ 一 ]②
- [初出の実例]「今までの事の目茶(メチャ)になりて」(出典:花ごもり(1894)〈樋口一葉〉六)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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