揺藻(読み)ユレモ

デジタル大辞泉 「揺藻」の意味・読み・例文・類語

ゆれ‐も【揺藻】

ユレモ科の藍藻らんそう総称溝川水田の泥底に生え、藍青色の円盤状の細胞が1列に並んで糸状をなす。名は、水中で揺れ動くことに由来する。あいみどろ。

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精選版 日本国語大辞典 「揺藻」の意味・読み・例文・類語

ゆれ‐も【揺藻】

  1. 〘 名詞 〙 藍藻植物ユレモ属の浮游性の藻。原始的な藻で各地の溜り水、下水、水田、海洋などに生える。藍青色で円盤状の細胞が一列に並ぶ。多くは俗に「水の花」と呼ばれる群体をなすことが多く、紅海の名の由来になったように大量発生してしばしば水の色を変えるに至るものもある。

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