摩々尼(読み)ままに

朝日日本歴史人物事典 「摩々尼」の解説

摩々尼

生年生没年不詳
平安後期・鎌倉初期の女性。摩々局の娘。源頼朝乳母のひとりで,頼朝授乳時の乳母である。養和1(1181)年頼朝は,相模国早河荘(小田原市)内の田畑,屋敷知行を確認し,惣領地頭土肥氏に対し,それが尼の分の所領相違ないことを申し渡して乳母としての功にこたえた。

(田端泰子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む