摩擦溶融(読み)まさつようゆう

最新 地学事典 「摩擦溶融」の解説

まさつようゆう
摩擦溶融

frictional melting

摩擦加熱により物体融点を超えて温度が上昇するために,擦れ合う面の周辺の物体が溶融すること。断層運動によって効率的に熱が生じると,岩石の融点を超えて温度が上昇することがある。岩石の融点を超えて温度が上昇するには,一般的な地震断層程度に大きな変位速度であること,岩石内の間隙水圧が小さいこと,断層面に垂直な応力成分がある程度の大きさをもつこと,断層内破砕物質・圧砕物質の大量生成前に温度上昇が起こることが必要。地震断層に伴う摩擦溶融の結果生じた岩石としてシュードタキライトがある。

執筆者:

参照項目:シュードタキライト
参照項目:剪断加熱

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 豊島

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む