摩擦粘性流動(読み)まさつねんせいりゅうどう

最新 地学事典 「摩擦粘性流動」の解説

まさつねんせいりゅうどう
摩擦粘性流動

frictional- viscous flow

おもに脆性延性遷移帯における,層状珪酸塩鉱物を含む断層岩に卓越する変形機構。断層岩の強度は,1)網目状に分布する層状珪酸塩鉱物(緑泥石や白雲母)の摩擦(転位)すべり,2)それらに囲まれる鉱物粒子石英長石)の圧力溶解,3)粒子を乗り越える際の膨張,上記各プロセスの貢献度によって決定され,歪み速度と法線応力の両方に依存する。フィロナイト葉片状カタクレーサイトの形成に寄与し,脆性延性遷移帯における断層強度を下げる働きをする。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 平内

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む