最新 地学事典 「圧力溶解」の解説
あつりょくようかい
圧力溶解
pressure solution
偏差応力下で,固体を構成する個々の粒子が法線応力の大きい表面で溶解し,溶解した物質が法線応力の小さい表面や領域に析出することによって変形する機構。続成作用や低変成度条件下で卓越。岩石中では石英や方解石など溶解しやすい鉱物の選択的溶解の結果,不溶鉱物が最大圧縮主応力軸にほぼ垂直な面上に濃集し,劈開を形成する。これは劈開形成の主要な機構である。
執筆者:金川 久一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

