撒水(読み)さっすい

精選版 日本国語大辞典 「撒水」の意味・読み・例文・類語

さっ‐すい【撒水】

〘名〙 (「さつ」は「撒」の漢音) 水をまくこと。水まき。散水
郵便報知新聞‐明治一九年(1886)四月八日「其他人家のなき所は撒水法少しも行はれず」

まき‐みず ‥みづ【撒水】

〘名〙 水をまくこと。また、その水。さんすい。さっすい。
露小袖(1890)〈大橋乙羽〉「三ツ目の橋に来かかる時、夏の月撒水に澄みて」

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デジタル大辞泉 「撒水」の意味・読み・例文・類語

さっ‐すい【×撒水】

[名](スル)散水さんすい

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普及版 字通 「撒水」の読み・字形・画数・意味

【撒水】さんすい

水まき。

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