撮要(読み)サツヨウ

デジタル大辞泉 「撮要」の意味・読み・例文・類語

さつ‐よう〔‐エウ〕【撮要】

要点を抜き出すこと。また、それを書いたもの。摘要

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精選版 日本国語大辞典 「撮要」の意味・読み・例文・類語

さつ‐よう‥エウ【撮要】

  1. 〘 名詞 〙 要点だけを取りあげること。また、それをまとめて書いたもの。摘要。
    1. [初出の実例]「但貴撮要而使自在」(出典空華日用工夫略集‐応安五年(1372)七月三日)
    2. 「以上護国新論の撮要」(出典:開化本論(1879)〈吉岡徳明〉下)

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普及版 字通 「撮要」の読み・字形・画数・意味

【撮要】さつよう(えう)

大要を摘記する。〔漢紀、高祖紀〕(すべ)て紀を爲(つく)り、其の年を列し、其の時事を比(なら)べ、を撮(と)り、(例)を擧げ、其の大體を存す。

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