大要(読み)タイヨウ

デジタル大辞泉 「大要」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「大要」の意味・読み・例文・類語

たい‐よう‥エウ【大要】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 ( 「だいよう」とも )
    1. ある物事なかで、特に肝要とみられるもの。
      1. [初出の実例]「大要 大切詞」(出典:色葉字類抄(1177‐81))
      2. [その他の文献]〔漢書‐陳万年〕
    2. 大体のところ。あらまし。概要。また、大きな部分を占めるもの。〔書言字考節用集(1717)〕
      1. [初出の実例]「これ半ばは、翰達の才性あるに由ると雖ども、然ども大要はその忍耐勉強なるに由るなり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五)
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙 おおかた。だいたい。
    1. [初出の実例]「女郎のかい様女郎の取廻し、たいやふ此で有らふと、推量はすれど」(出典:洒落本・水月ものはなし(1758)上)

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