擬似百貨店(読み)ぎじひゃっかてん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

擬似百貨店
ぎじひゃっかてん

スーパーマーケット,月賦百貨店などの店舗が大型化して百貨店並みの規模となったもの。百貨店法は小売商保護の観点から,面積で店舗の大型化を制限し,百貨店の新設,増設を規制している。擬似百貨店はこの規制を回避するために,形式的には自社とその別会社とが合同で大型店舗を建て,自社の売場を規制以下にとどめて残りは別会社の分としているが,実質的には百貨店と変らない。そのため,百貨店,小売商双方から規制が要求され,届出制による規制が実施されるようになった。この大規模店舗法では,売場面積を規準に厳しい規制や立地審査が実施されていたが,アメリカなどからの強い要請などによって規制が緩和され,新店舗の開設や増床改築などが大幅に容易となった。

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