擱坐(読み)かくざ

精選版 日本国語大辞典 「擱坐」の意味・読み・例文・類語

かく‐ざ【擱坐】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 船が浅瀬暗礁などに乗り上げること。座礁。
    1. [初出の実例]「第二駆逐隊は『ヅミトリー・ドンスコイ』の鬱陵島の東南岸に擱坐せるを発見」(出典:官報‐明治三八年(1905)五月三〇日)
  3. 戦車車両が破壊されて動けなくなること。
    1. [初出の実例]「擱坐(カクザ)した戦車の燃える黒煙が」(出典:夜と霧の隅で(1960)〈北杜夫〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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