支那実桜(読み)しなみざくら

精選版 日本国語大辞典 「支那実桜」の意味・読み・例文・類語

しな‐みざくら【支那実桜】

  1. 〘 名詞 〙 バラ科の落葉小高木。中国原産で、日本には江戸時代渡来。葉は互生で、長さ五~一〇センチメートルの楕円形をなし先端は急に狭くなる。四月上旬、葉が開く前に淡紅色の五弁花を枝に密に開く。果実は六~七月に紅熟する。耐寒性が弱く、主に九州四国花木として栽培される。からみざくら。しなのみざくら。しなおうとう。

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関連語 名詞

動植物名よみかた辞典 普及版 「支那実桜」の解説

支那実桜 (シナミザクラ・シナノミザクラ)

学名Prunus pseudo‐cerasus
植物。バラ科の落葉低木

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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