改革都市法(読み)かいかくとしほう(英語表記)reformierten Stadtrecht

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「改革都市法」の意味・わかりやすい解説

改革都市法
かいかくとしほう
reformierten Stadtrecht

15世紀以後のドイツのローマ法継受時代において当時の都市の法状態に適応するよう改革された都市法。都市法は全体としては実務上の必要から生じたゲルマン法的性格をもっていたが,15世紀に入り都市の経済的諸需要の向上および北部イタリアとの密接な商業交易の拡大,都市と司教との政治的対立,人文主義的な都市貴族出現などが契機となって,都市法のローマ法化的な改変が頻繁に行われた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android