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放射線測定器 ほうしゃせんそくていき

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知恵蔵2015の解説

放射線測定器

汚染された物質や大気中の放射線量を調べるための装置。放射線には電離作用や蛍光作用があり、これらを利用して放射線を検出する。携行してその場の瞬間ごとの放射線量を測ることができるものをサーベイメーターと総称する。測定の目的、放射線の種類によって適した測定器、測定法は異なる。代表的な放射線であるガンマ(γ)線を測るものには、電離箱式、シンチレーション・カウンター式があり、ガイガー・カウンター式はベータ(β)線も対象とする。中性子線用はレム・カウンターと呼ばれる。ガンマ線とベータ線は吸収線量線量当量も同じ数値になり、ガンマ線では照射線量の値は吸収線量にほぼ比例するので、中性子線用以外のサーベイ・メーターの測定値は線量当量と考えてよい。単位は通常、毎時マイクロシーベルト。ガイガー・カウンターは放射線の数を測定するもので、汚染を調べるのに使われる。

(渥美好司 朝日新聞記者 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

放射線測定器

体に影響を与える放射線量を測る機器のこと。体の外から浴びた「外部被曝」の放射線は、「サーベイメーター」という携帯型の機器を使う。頭や顔、両腕などを体表面から数センチ離して順番に測っていく。放射性物質を吸い込んだり、汚染された食物を口に入れたりして起こる「内部被曝」の可能性が高い場合には、専門的な医療機関で検査する。座ったり寝たりした状態で全身を測定できる「ホールボディーカウンター」で、体の中から発生する放射線を検出する。ほかにも鼻の粘膜や吐いたもの、尿や便などから検査する方法もある。

(2011-03-16 朝日新聞 夕刊 特設A)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

ほうしゃせん‐そくていき〔ハウシヤセン‐〕【放射線測定器】

放射線量を測定する装置。ガイガーミュラー計数管比例計数管電離箱などがある。後者の二つは放射線の量だけでなく、エネルギーを計測することができる。放射線検出器

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