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放射線検出器 ほうしゃせんけんしゅつき

大辞林 第三版の解説

ほうしゃせんけんしゅつき【放射線検出器】

放射線と物質との相互作用(電離作用・発光作用など)を利用して放射線を検出する装置。検出方法や用途により種々のものがある。ガイガー-ミュラー計数管・電離箱・霧箱など。粒子検出器。

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デジタル大辞泉の解説

ほうしゃせん‐けんしゅつき〔ハウシヤセン‐〕【放射線検出器】

放射線測定器

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世界大百科事典 第2版の解説

ほうしゃせんけんしゅつき【放射線検出器 radiation detector】

物質が放射線を受けたときにその中に起こる物理的,または化学的変化を利用して,放射線の到来を検知できるようにした検出器。放射線によって物質中にはさまざまな変化が起こるが,検出器によく利用されるものとして,電離発光化学変化,発熱,飛跡(トラック)の形成,写真フィルムの感光などの現象がある。代表的な放射線検出器として次のものがある。(1)気体の電離を利用した電離箱比例計数管ガイガー=ミュラー計数管,(2)固体の電離を利用した半導体放射線検出器,(3)発光を利用したシンチレーションカウンター,(4)化学反応を利用したフリッケ線量計など,(5)発熱を利用した熱量計,(6)飛跡を利用する霧箱泡箱原子核乾板など,(7)感光作用を利用するフィルムバッジなど。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

放射線検出器
ほうしゃせんけんしゅつき
radiation detector

α(アルファ)線、β(ベータ)線、γ(ガンマ)線、X線、中性子線などの放射線を電気信号などに変換して検出する装置。対象とする放射線の種類やレベル、また検出の目的に応じて種々の原理・方法が用いられるが、いずれも放射線が物質に及ぼす作用を利用するもので、次の4種類に大別される。
(1)電離作用を利用するもの(電離箱、比例計数管、ガイガー‐ミュラー計数管、半導体検出器)
(2)蛍光作用を利用するもの(シンチレーション計数管)
(3)写真作用を利用するもの(原子核乾板、フィルムバッジ)
(4)放射線損傷などを利用するもの(ガラス線量計)。
 これらの放射線検出器は、その出力信号(電気パルス、電流など)を測定する装置と組み合わせて線量測定に用いられるほか、放射線を応用した種々の計測装置(液面計、厚み計など)や診断装置(X線透視装置、CTスキャナーなど)の検出部として用いられる。[三井清人]

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