共同通信ニュース用語解説 「放水路と雨水貯留施設」の解説
放水路と雨水貯留施設
大雨による浸水被害を防ぐ施設。上流部で水をためるダムに対し、主に下流部で河川などの流量を調節する役割がある。放水路は、道路のバイパスのように河川の途中から人工水路を掘り、他の河川や海につなぐ。地上が多く、国直轄で市街地の地下に整備した事例は首都圏外郭放水路(埼玉県、事業費2300億円)などがある。雨水貯留施設は雨を一時的にため、時間差をつけて下水道や河川に流す。国は、民間ビル地下などへの設置を支援している。
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