政治統計(読み)せいじとうけい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「政治統計」の意味・わかりやすい解説

政治統計
せいじとうけい

国家的問題に関する統計。国家機関が調査を実施する場合が多い。近代国家は,まずその国力を顕示する必要から主として人口と資源に関する統計を行なった。その後,現代にいたるまで国によって統計の目的が多様となっても,一国の政治行政にとって統計は不可欠である。歴史的にみれば,民間によるイギリス流の経済統計よりも,ドイツ流の官庁統計が政治統計として著名である。現代においては,各国ともに,経済や労働に関する統計や新聞社による世論統計などを例外として,重要統計の多くは官庁組織が行なっている。日本でも総務省に統計審議会,統計センター (2003年4月より独立行政法人) ,統計局が設置されており,世論調査や国勢に関する統計調査,国際統計などの統計を企画,実施している。またおのおのの官庁は所管領域の統計データの膨大な蓄積を有している。統計審議会は統一した基準づくりなど統計の重複を避けるため,おのおのの官庁統計の調整の役割を担っている。

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