敏感性(読み)びんかんせい(その他表記)sensibility

翻訳|sensibility

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「敏感性」の意味・わかりやすい解説

敏感性
びんかんせい
sensibility

一般的には,刺激を容易に受入れ,これによって興奮を起しやすい状態または性質のこと。感情の面では,些細な事柄で傷つき,ある内的体験葛藤に固執しやすい性質をさしていう。 E.クレッチマーによれば,敏感者は非常に高い理想や強すぎる倫理感,良心を有しており,過敏な罪の意識と倫理的熱意によって敏感性神経症にかかったり,ときに敏感関係妄想をもつにいたることがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む