教者(読み)きょうしゃ

精選版 日本国語大辞典 「教者」の意味・読み・例文・類語

きょう‐しゃケウ‥【教者】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏語教相判釈を用いて仏法道理を説く者。禅家に対する教家
    1. [初出の実例]「禅僧は教者と思下して愛せず」(出典:雑談集(1305)一)
  3. 教える者。師匠。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android