散布山(読み)ちりつぷやま

日本歴史地名大系 「散布山」の解説

散布山
ちりつぷやま

択捉えとろふ島の中ほどにある標高一五八七・三メートルの山。島内で最も高い山で、オホーツク海に飛出た散布半島上にあり、航海者は当山を目標にした。半島の付根の西側は紗那市街地、東側は別飛べつとぶ市街地である。昭和初期には、南側の山の裾野は馬の共同放牧地が広がっていて、グイマツナラダケカンバの混生林の下草はイワノガリヤス、チシマザサが豊富であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 草競馬

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む