数の内(読み)かずのうち

精選版 日本国語大辞典 「数の内」の意味・読み・例文・類語

かず【数】 の 内(うち)

物の数の内。きめられた幾つかの、または何人かの内。員数内。かぞえのうち。⇔数の外(ほか)
源氏(1001‐14頃)竹河「かの蔵人少将楽人のかずのうちにありけり」

かぞえ【数】 の 内(うち)

落窪(10C後)一「落窪の君かぞへの内にだに入らざれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android