精選版 日本国語大辞典 「敷島の・磯城島の」の意味・読み・例文・類語
しきしま‐の【敷島の・磯城島の】
枕
② (転じて) 日本全体をさす「やまと」にかかる。
※万葉(8C後)一三・三二五四「志貴嶋(シキしまの)やまとの国は言霊(ことだま)の助くる国ぞま幸(さき)くありこそ」
③ 和歌のことを「敷島の道(みち)」というところから「道(方面の意)」と同音の「道」にかかる。
※新後撰(1303)神祇・七五九「年を経て祈る心をしきしまの道ある御代に神もあらはせ〈祝部行氏〉」
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