精選版 日本国語大辞典 「文具」の意味・読み・例文・類語 ぶん‐ぐ【文具】 〘 名詞 〙① ( 「文」は武に対して政令・律令の意 ) むやみに律令を完備すること。また、表面の飾りばかりが備わっていること。[初出の実例]「歳時条令所二勧督一、非二文具一也」(出典:徂徠集(1735‐40)一一・贈菅童子序)[その他の文献]〔漢書‐張釈之伝〕② 文房具。紙・筆・インク・帳面などの類。[初出の実例]「文具志上 紙〈略〉筆」(出典:文芸類纂(1878)〈榊原芳野編〉七)③ 櫛箱(くしばこ)。〔行廚集‐人物称謂・器用類〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の文具の言及 【文房具】より …筆記具や紙,ナイフ,はさみなど,書くことに関連する道具の総称。文具ともいう。元来は中国の文人の書斎である文房の用具の意で,すでに漢代の学者蔡邕が《筆賦》を書くなど,中国では文具に対する格別の愛着が認められる。… ※「文具」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by