…フランスの詩作品の翻訳も多数ある。批評書としてはブラウニング研究(1886),ペーター研究(1932),ほかに《イギリス詩におけるロマン主義運動》(1909)など多数あるが,代表作は1899年に発表した《文学における象徴主義運動》で,イギリス国内に大きな影響を及ぼしたほか,国外にも感化が及んだ。例えば1913年にこの本は岩野泡鳴の手で訳され,《表象派の文学運動》という題で日本に紹介された。…
※「文学における象徴主義運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」