文学における象徴主義運動(読み)ブンガクニオケルショウチョウシュギウンドウ

デジタル大辞泉 の解説

ぶんがくにおけるしょうちょうしゅぎうんどう〔ブンガクにおけるシヤウチヨウシユギウンドウ〕【文学における象徴主義運動】

《原題The Symbolist Movement in Literatureシモンズ評論。1899年刊。ボードレールベルレーヌマラルメなど、フランス象徴派詩人たちと象徴主義の文学運動をいち早く英語圏に紹介した。1919年には改訂版発表

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の文学における象徴主義運動の言及

【シモンズ】より

…フランスの詩作品の翻訳も多数ある。批評書としてはブラウニング研究(1886),ペーター研究(1932),ほかに《イギリス詩におけるロマン主義運動》(1909)など多数あるが,代表作は1899年に発表した《文学における象徴主義運動》で,イギリス国内に大きな影響を及ぼしたほか,国外にも感化が及んだ。例えば1913年にこの本は岩野泡鳴の手で訳され,《表象派の文学運動》という題で日本に紹介された。…

※「文学における象徴主義運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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