… 1丈2尺に9寸幅というのは,ほぼ享保(1716‐36)以後,帯の基準となり,結び方もさらに種類が増えていった結果,帯が女装美の中心となり,ここに独特の和装の美が生まれることになったのである。現在でも行われている文庫結びは宝暦・明和(1751‐72)のころに始まったと伝えられているし,また,最も一般に普及している太鼓結び(お太鼓結び)は,1813年(文化10)江戸亀戸天神の太鼓橋が再建されたとき,芸者衆がそれにちなんで結んだ帯の形であるといわれている。また後帯が年齢にかかわらず多くなったのも,文化・文政(1804‐30)からであり,帯留をするようになったのも,ほぼこのころからである。…
※「文庫結び」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
3月から 5月頃に発生する雷。寒冷前線の通過時に発生する界雷で,この雷雨はよくひょう(雹)を伴う。春の到来を伝える雷ともいわれる。雷鳴に驚き冬眠していた地中の虫たちが目ざめるという理由で「虫出しの雷」...