文武廟(読み)ぶんぶびょう

世界の観光地名がわかる事典 「文武廟」の解説

ぶんぶびょう【文武廟】

台湾西南部の台南(臺南、タイナン)市の郊外、台湾有数の景勝地・日月潭(にちげつたん、じつげつたん、リーユエタン)にある、孔子学問の神)と関羽岳飛武道の神)を祀る中国寺院。日月潭の北部湖畔にある。建立は1938年で、1975年に再建された。廟は前殿、中殿、後殿の三殿様式になっており、前殿は文廟で文の神である孔子が、中殿は武廟で武の神である岳飛や関羽が祀られている。中国宮殿式の廟としては台湾で最大級のものである。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android