デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「文魚」の解説 文魚 ぶんぎょ 1730-1800 江戸時代中期-後期の商人。享保(きょうほう)15年生まれ。江戸蔵前にすみ,足(網)代方御用達とされるが,業種は不明。「十八大通」のひとり。十寸見(ますみ)文魚の名で浄瑠璃(じょうるり)河東節の名手として知られ,俳諧(はいかい)にも通じた。後年豪遊のはてに破産,没落した。寛政12年4月9日死去。71歳。通称は大和屋太郎次。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by