20世紀日本人名事典 「斉藤了英」の解説
斉藤 了英
サイトウ リョウエイ
- 生年
- 大正5(1916)年4月17日
- 没年
- 平成8(1996)年3月30日
- 出生地
- 静岡県
- 学歴〔年〕
- 早稲田大学専門部商科〔昭和13年〕卒,日本大学法学部〔昭和16年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 藍綬褒章〔昭和48年〕
- 経歴
- 大昭和製紙専務、副社長を経て、昭和36年社長に就任。57年経営危機の責任をとって辞任、相談役となり、60年名誉会長。経団連常任理事も務めた。平成2年ゴッホ画「ガシュ博士の肖像」を125億円で、ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」を119億円で落札して話題になり、「ガシュ博士の肖像」は世界一高い絵画としてギネスブック入りした。5年11月ゴルフ場開発をめぐる汚職事件に絡み、本間俊太郎元宮城県知事への1億円の贈賄容疑で逮捕され、辞任。7年10月東京地裁により懲役3年、執行猶予5年の有罪判決が言い渡された。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報