斎ん部(読み)いんべ

精選版 日本国語大辞典 「斎ん部」の意味・読み・例文・類語

いん‐べ【斎部・忌部】

  1. 〘 名詞 〙 大化前代から大和政権の品部(ともべ)として祭祀にたずさわった氏。宗家は、天武九年(六八〇)に連(むらじ)、同一三年に宿禰(すくね)の姓(かばね)を与えられた。令制で、天皇即位式、また祈年月次祭などに中臣(なかとみ)氏と職務を分担したが、中臣氏から出た藤原氏権勢を持つに及び衰微。古くは「忌部」と表記し、九世紀にはいって「斎部」と表記を改めた。

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