斎忌(読み)さいき

精選版 日本国語大辞典 「斎忌」の意味・読み・例文・類語

さい‐き【斎忌】

  1. 〘 名詞 〙 祭の前に行なう物忌(ものいみ)神霊を迎えるにあたって、心身を清浄にして慎みの生活を送ること。一か月ほど前から荒忌(あらいみ)という軽い物忌にはいり、一週間ほど前から真忌(まいみ)という厳重な物忌状態にはいるのが普通。
    1. [初出の実例]「荘厳甫就先妣往年之宿心、妙理新開弟子今日之斎忌」(出典菅家文草(900頃)一一・為源大夫閤下、先妣伴氏周忌法会願文)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む