斎火の御飯(読み)いむびのごはん

精選版 日本国語大辞典 「斎火の御飯」の意味・読み・例文・類語

いむび【斎火】 の 御飯(ごはん)

斎火の竈(かま)で調理し、天皇に奉る御飯六月、一二月の神今食(じんこんじき)と、一一月の新嘗祭(にいなめさい)のとき、各月一日の早朝内膳司から奉り、清涼殿御座で天皇に供した。いむびのいい。いむびのごぜん。〔西宮記(969頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android