ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「斎王宮跡」の意味・わかりやすい解説 斎王宮跡さいおうきゅうあと 三重県多気郡明和町にある遺跡。伊勢神宮に奉仕する皇女を斎宮といい,斎宮の仕事の一切を処理するところを斎宮寮といって,この地にあったといわれている。 1971~75年に発掘調査が行われ,奈良時代,平安時代の建物跡が多数発見された。また須恵器,土師器,緑釉陶器,灰釉陶器などのほか,風字硯,円面硯なども発見されている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by