最新 地学事典 「斑岩金鉱床」の解説
はんがんきんこうしょう
斑岩金鉱床
porphyry gold deposit
金に富む斑岩鉱床。マルテ,ロボ,レフヒオに代表されるチリ,マリクンガ帯の斑岩鉱床は金に富み,その他の金属元素に乏しい。これらの鉱床は23〜15Maの安山岩からなるオホデマリクンガ火山体に貫入した斑岩に胚胎。鉱化変質作用は斑岩銅鉱床に類似するが,金はA型の石英脈を切る,微粒の気相包有物と磁鉄鉱を多量に含む灰黒色石英脈に含まれる。地殻浅部(0.8〜1.6km)で流体から硫黄が気相として分離することにより金と磁鉄鉱が晶出したとされる。
執筆者:渡辺 寧
参照項目:斑岩銅鉱床
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

