料る(読み)リョウル

デジタル大辞泉 「料る」の意味・読み・例文・類語

りょう・る〔レウる〕【料る】

[動ラ五(四)]《「料理」の動詞化》料理する。物事をうまく処理する。
山鳥を―・る時、青年は…台所へ立って」〈漱石・永日小品〉

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精選版 日本国語大辞典 「料る」の意味・読み・例文・類語

りょう・るレウる【料理・料】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 名詞「りょうり(料理)」の動詞化 )
  2. 料理する。食べ物を調理する。
    1. [初出の実例]「吉野川見所おほしといふ事は大きな鮎を料るゆへかも」(出典:狂歌・後撰夷曲集(1672))
  3. 物事をうまく処理する。また、相手を痛めつける。
    1. [初出の実例]「れふってくだんせ」(出典:黒本・化物曾我(1776)下)

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