断書(読み)ことわりがき

精選版 日本国語大辞典 「断書」の意味・読み・例文・類語

ことわり‐がき【断書】

  1. 〘 名詞 〙 ある事柄について、補足または条件理由例外弁解などを書いたもの。
    1. [初出の実例]「花に三春の精進もあり ふれ状に断書の朝かすみ〈春良〉」(出典:俳諧・物種集(1678))
    2. 「文芸欄に、縦令個人の署名はしてあっても、何のことわりがきもなしに載せてある説は」(出典:あそび(1910)〈森鴎外〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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