新井陣屋跡(読み)あらいじんやあと

日本歴史地名大系 「新井陣屋跡」の解説

新井陣屋跡
あらいじんやあと

[現在地名]新井市白山町一丁目

元禄一四年(一七〇一)幕府領大崎おおさき郷五四ヵ村・上板倉かみいたくら郷四〇ヵ村・下板倉郷三ヵ村、高合計五万石余を支配するために設置され、享保九年(一七二四)質地騒動の際陣屋は高田藩に預けられたが、やがて復活、文化六年(一八〇九)新井村が高田藩榊原氏領となるに及び廃止された。陣屋は郷蔵屋敷ごうくらやしきとよばれた所にあり、東西四九間・南北四六間の敷地であった(正徳五年「村明細帳」金子以策氏蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android