新光村(読み)につこうむら

日本歴史地名大系 「新光村」の解説

新光村
につこうむら

[現在地名]三条市新光町・石上いしがみ二―三丁目・嘉坪川かつぼがわ二丁目・あら町一―二丁目・東裏館ひがしうらだて三丁目・西裏館にしうらだて一丁目・同三丁目

嘉坪川村の西、裏館村の北に位置する。元禄八年(一六九五)の大月潟出入之節証拠証文写(鈴木一也氏文書)によれば、寛永一三年(一六三六)頃立村した新田村で、古名を「太郎右衛門新田」という。正保国絵図にも信濃川右岸に太郎右衛門たろうえもん新田がみえる。村名変更は村上藩榊原氏時代とみられ、初め「日光村」と記したが、徳川家康を祀る日光と同字のため幕府をはばかり、元禄以後新光村となる(三条の歴史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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