新円きりかえ(読み)しんえんきりかえ

旺文社日本史事典 三訂版 「新円きりかえ」の解説

新円きりかえ
しんえんきりかえ

1946年3月3日実施された第二次世界大戦後のインフレ対策
金融緊急措置令に基づいて,旧円を新円と交換させ通貨量の縮小をはかった。1人につき100円だけ新円と交換し,残りの旧円は強制的に銀行郵便局に預けさせ,引出しも制限したが,インフレは止まらなかった。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

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