新化(読み)しんか

日本大百科全書(ニッポニカ) 「新化」の意味・わかりやすい解説

新化
しんか / シンホワ

中国、湖南(こなん)省中部、婁底(ろうてい)地級市の県。資水(しすい)の中流域に沿い、滬昆(ここん)線(上海(シャンハイ)―昆明(こんめい))が通じる。人口146万5994(2014)。三国時代に呉(ご)が高平(こうへい)県を置き、宋(そう)代に新化県と改称した。米、サツマイモトウモロコシ小麦、茶、ラッカセイを産し、林産物には木材のほか竹材、椿油(つばきあぶら)、シュロの皮がある。地下資源にも富み、石炭、鉄、銅、アンチモンを産出する。

[河野通博・編集部 2016年12月12日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android