新名爪村(読み)にいなづめむら

日本歴史地名大系 「新名爪村」の解説

新名爪村
にいなづめむら

[現在地名]宮崎市新名爪

那珂郡に属し、宮崎郡池内いけうち村の東、東流する新名爪川流域に立地する。飫肥おび街道が南北に縦断する。平安時代末期、当地を中心とする一帯には豊前宇佐宮領の新名爪別符が成立していた。天正一六年(一五八八)八月四日の日向国知行方目録に新名爪六〇町とあり、島津豊久領となっている。慶長五年(一六〇〇)一〇月一日宮崎城を攻め落した稲津掃部助を中心とする伊東勢は、同月一六日宮崎城の兵を新名爪の三ヵ所に伏置いて佐土原勢を迎え撃ち、敵を討取っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む