新小人町(読み)しんこぶとまち

日本歴史地名大系 「新小人町」の解説

新小人町
しんこぶとまち

[現在地名]福江市大荒町おおあらちよう 新二番町しんにばんちよう

福江城の西、福江川左岸に位置する。小人町の西に新たに設けられた新町と考えられ、「しんちょう」ともよばれた。寛永一一年(一六三四)福江直りに伴って町割が行われた屋敷町の一つ。延宝六年(一六七八)の諸役付万定書(青方文書)では「新小人」番役として知行四石の九人を含む二二人が勤めた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android