新日本宗教団体連合会(読み)しんにほんしゅうきょうだんたいれんごうかい(その他表記)Federation of New Religions Organizations in Japan; FNROJ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「新日本宗教団体連合会」の意味・わかりやすい解説

新日本宗教団体連合会
しんにほんしゅうきょうだんたいれんごうかい
Federation of New Religions Organizations in Japan; FNROJ

略称新宗連。日本で最も活発な宗教連合組織の一つ。 1951年に新宗教の教団 24団体により設立された。 2002年現在 66団体が加盟。宗教協力,信教の自由,政教分離,国民皆信仰を掲げ,平和,人権,環境問題などで積極的な活動を続ける。超教宗派の連合組織である日宗連 (日本宗教連盟) に加盟,また宗教協力による世界平和の実現を目指し,非政府組織 NGOとして活躍する世界宗教者平和会議 WCRPで中心的な役割を果す。他方,信教の自由や,政教分離問題で靖国神社公式参拝に関し政府に反対意見書を提出,また平和主義,信教の自由,政治倫理の確立をうたう新宗連政治連合 (1983設立) により政党とは分離した自律的な政治活動を展開している。

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世界大百科事典(旧版)内の新日本宗教団体連合会の言及

【御木徳近】より

…43年に〈結び体〉を結成したが再び投獄され,45年10月に釈放された。46年9月にPL教団を開教,51年に新日本宗教団体連合会(新宗連)結成の中心となり議長,ついで理事長,名誉理事長に就任。53年大阪府富田林(とんだばやし)市の羽曳野(はびきの)丘陵に聖地建設をはじめ,55年に本部を移転,70年には大平和祈念塔を建設した。…

※「新日本宗教団体連合会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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