平和主義(読み)へいわしゅぎ(英語表記)pacifism

翻訳|pacifism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

平和主義
へいわしゅぎ
pacifism

戦争に反対し,戦争遂行に非協力,不服従の立場をとる思想ないし運動。起源はキリスト教隣人愛の掟に根ざしている。第1次世界大戦までは,戦争が制限戦争,部分戦争にとどまり,また直接的被害者たちが発言の機会に恵まれなかったため,恒久平和への希求,戦争防止の声は実際政治上大きく取上げられることはなかった。しかし,多数の庶民を巻込んだ第1次世界大戦を経て,戦争の悲惨さが強調されるに及んで,平和主義の思想および運動が高まった。さらに第2次世界大戦を経て近代兵器の発達および熱核兵器の出現により,戦争を回避すべしとする世論は世界的に広まり,良心的兵役拒否など平和主義への傾向が著しく強められた。

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デジタル大辞泉の解説

へいわ‐しゅぎ【平和主義】

平和を至上の価値または目標として追求しようとする立場。
暴力軍事力を否定し、いかなる場合にも合議協調をもって対応しようとする立場。

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大辞林 第三版の解説

へいわしゅぎ【平和主義】

平和を至上の価値とし、その維持・擁護に最大の努力を払うべきだとする立場。
一切の争いや暴力に反対する立場。

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