日本歴史地名大系 「新浜浦」の解説 新浜浦しんはまうら 徳島県:徳島市旧名東郡地区新浜浦[現在地名]徳島市新浜町一―四丁目・新浜本町(しんはまほんちよう)一―四丁目・津田本町(つだほんちよう)四丁目・津田西町(つだにしまち)二丁目・津田浜之町(つだはまのちよう)津田浦の西、園瀬(そのせ)川が新町(しんまち)川に合流する地点近くの右岸にある洲。南は勝浦(かつうら)川河口部(籠ノ口)に面する。もと津田浦の枝浦で、宝永元年(一七〇四)に開発され、新浜の名を付けられたという(郡村誌)。天和二年(一六八二)の蔵入高村付帳に新浜浦とあり、蔵入高三〇石余。文化三年(一八〇六)の名東郡中地高物成調子帳(四国大学凌霄文庫蔵)によれば富田組に属し、一円蔵入地で、高九七石余、物成三八石余。同一〇年の高都帳では高一一三石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by