新潟工業地域(読み)にいがたこうぎょうちいき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

新潟工業地域
にいがたこうぎょうちいき

新潟県中部,新潟市にある工業地域。豊富な労働力,石油・天然ガス・水力電気の資源,港湾をおもな立地条件として発展。明治中期から石油開発とともに石油精製,機械,硫酸,化学肥料工業が進出し,大正期以降,電力使用の電気化学,電気製鋼,電解工業パルプ,製紙,レーヨンの各工業が加わった。第2次世界大戦後,天然ガス田が開発され,石油産業や化学工業が急激に発達した。さらに 1964年に新潟市が新産業都市に指定されたのを契機に,北部の太郎代浜に新潟東工業港を築港,鉄鉱,機械,化学工業を総合した臨海重化学コンビナートが形成された。また,上越地区では頸城ガス油田の開発を契機に直江津港の掘込み式築港を拡大し,臨海地域に鉄鉱,機械,金属,化学などの大工場から成る重化学コンビナートを形成。近年は,電子部品などの先端科学産業の進出が目立っている。

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