新生児スクリーニング検査

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新生児スクリーニング検査

放置すると命に関わるような病気を発症前に見つけて治療するための検査で、国内では1977年に公的事業として始まった。出生後まもない赤ちゃんかかとから少量の血液をろ紙に染み込ませて検査に使う。血液中に含まれるアミノ酸の量などから、代謝やホルモン分泌に関する先天的な異常の有無を調べる。2011年までは6疾患が対象だったが、検査や診断技術の向上で、対象が19疾患に広がった。これまでに3千万人以上が検査を受け、1万人以上の障害を予防したという。

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