新開池(読み)しんかいいけ

日本歴史地名大系 「新開池」の解説

新開池
しんかいいけ

市域北部にあった大池。七世紀後半から八世紀にかけて、河内低地中央には広大な湖沼があったが、流入する大和川諸流などの堆積作用で陸化が進み、近世には新開池と北東深野ふこの(現大東市)が残った。二つの池はもとは一つで勿入ないりそ(磯)淵とよばれた。「枕草子」に「淵は、(中略)ないりその淵、たれにいかなる人のをしへけむ」とみえ、大東だいとう諸福もろふく六丁目に「勿入淵址」の碑がある。なまって内助ないすけ(内介)が淵(池)ともいう。一七世紀末までは深野池の水が深野川となって新開池に注いでいた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む