新院(読み)しんいん

精選版 日本国語大辞典 「新院」の意味・読み・例文・類語

しん‐いん ‥ヰン【新院】

〘名〙 上皇が同時に二人以上在世の場合、新しく上皇になった方。⇔本院
長秋記‐大治四年(1129)正月二一日「新院幣雅定卿取之」

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デジタル大辞泉 「新院」の意味・読み・例文・類語

しん‐いん〔‐ヰン〕【新院】

上皇が二人以上あるとき、新たに院になった上皇。→本院3中院1
先帝を―と申し、上皇をば一院とぞ申しける」〈保元・上〉

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