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中院 チュウイン

デジタル大辞泉の解説

ちゅう‐いん〔‐ヰン〕【中院】

同時に三人以上の上皇または法皇があるとき、2番目の人。本院新院に対していう。なかのいん。
斎宮寮の一。頭(かみ)以下の役人の詰め所
矢の的で、三重の輪の2番目の部分。

なかのいん【中院】[姓氏]

姓氏の一。村上源氏の一流。具平親王の子師房が臣籍に下って源姓を賜り、その後裔である鎌倉時代大納言通方(みちかた)を祖とする。
[補説]「中院」姓の人物
中院通勝(なかのいんみちかつ)
中院通村(なかのいんみちむら)

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大辞林 第三版の解説

ちゅういん【中院】

上皇が同時に三人以上いる時、本院の次の上皇をさす称。なかのいん。
斎宮寮の頭以下の役人の詰め所。 → 内院外院
弓の的で、三重に書いた黒い輪のうち、二番目のもの。
「中和院ちゆうかいん」の略。

なかのいん【中院】

姓氏の一。

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世界大百科事典内の中院の言及

【神嘉殿】より

…平安宮の中院の正殿。中院は中和院(ちゆうかいん)とも称し,内裏の中枢部の内重の西側に位置し,内裏の外重の北西隅に築垣に囲まれた一院を形成する。…

【中和院】より

…平安宮内裏の西にある一区画。中院ともよばれていた。中院の初見は804年(延暦23)8月(《日本後紀》),中和院は831年(天長8)8月(《類聚国史》)で,両者併用されていたらしい。…

※「中院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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