新河岸川右岸平坦地に立地。星野山と号し、天台宗。本尊阿弥陀如来。創建年は不詳だが、延暦寺の円仁が堂塔を建立したのに始まると伝える。当地が比叡山と密接な関係をもつのは河越庄が新日吉社領であったからと考えられる。中世、尊海が天台宗の談義所(仙波談所)の星野山
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
…平安宮の中院の正殿。中院は中和院(ちゆうかいん)とも称し,内裏の中枢部の内重の西側に位置し,内裏の外重の北西隅に築垣に囲まれた一院を形成する。…
…平安宮内裏の西にある一区画。中院ともよばれていた。中院の初見は804年(延暦23)8月(《日本後紀》),中和院は831年(天長8)8月(《類聚国史》)で,両者併用されていたらしい。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」