方県津神社(読み)かたがたつじんじや

日本歴史地名大系 「方県津神社」の解説

方県津神社
かたがたつじんじや

[現在地名]岐阜市八代三丁目

鳥羽とば川の南に位置し、高富たかとみ街道の西近くにある。平地の突端付近にあたる。旧郷社。祭神県大明神。昭和三二年(一九五七)県神社から現社名に変更された。「延喜式」神名帳に載る方県津神社、美濃国神名帳の従三位方県津明神は当社に比定されるが、曾我屋そがや神社とする説もある。当社説は「美濃明細記」「新撰美濃志」「美濃国式内国史見在神社明細取調書」など、津神社説は「濃飛両国通史」などである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android